Twitterで「元ネタが全部SF作品じゃん!」と話題になっていたので自分でも収集・調べてまとめたものです。
※ 順不同です。
渇きの泉 →渇きの海
アーサー・C・クラーク作・1961年の小説。
月世界の海に飲み込まれた遊覧船の救出劇のはなし。
宇宙の果てのカフェテリア →宇宙の果てのレストラン
ダグラス・アダムズ作・1980年の小説。『銀河ヒッチハイク・ガイド』シリーズの一作。
Twitterで元ネタがSF作品からとられている事に言及したSF作家様が例示されていた作品のひとつ。
「宇宙の滅亡を眺めながら飯を食う話」だとかなんとか。
アップグレード →アップグレード
アメリカ合衆国・2018年の映画。
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我はロボット →われはロボット
アイザック・アシモフ作・1950年の小説。有名な「ロボット工学三原則」はここから。
宇宙のランデブー →宇宙のランデヴー
アーサー・C・クラーク作・1973年の小説。
太陽系に飛来した巨大宇宙船探索記。
味に時間を →愛に時間を
ロバート・A・ハインライン作・1973年の小説。
ファーマーランド ファミリーランドまたはフェアリィ・ランド
『ファミリーランド』澤村伊智作・2022年の小説
『フェアリィ・ランド』ポール・J・マコーリイ作・1999年の小説
(開発タイミングを考えるに『フェアリィ・ランド』が元ネタか?)
サイン →サイン
アメリカ合衆国・2002年の映画。
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赤ちゃんよ永遠に →赤ちゃんよ永遠に
イギリス・1972年の映画。
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ファンタスティックプラネット →ファンタスティック・プラネット
フランス・チェコスロヴァキア合作・1973年のアニメ映画。原作はステファン・ウル著「オム族がいっぱい」
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スクワーム →スクワーム
アメリカ合衆国・1976年の映画。または原作の小説(リチャード・カーティス著)
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虫怖い民は閲覧注意。虫怖い。
ブレインストーム →ブレインストーム
アメリカ合衆国・1983年の映画。
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失われた世界 →失われた世界
アーサー・コナン・ドイル作・1912年の小説。チャレンジャー教授シリーズの一作。
空腹期の終わり →幼年期の終わり
アーサー・C・クラーク作・1952年の小説。
ちなみにこの作品の異星人は「カレルレン」だが、オミクロンクエストにも出てくるオストラコン・オクトの住人は「カレルアン」で名称が似ている。
Bloodborneの「幼年期の始まり」もこの作品が元ネタ
まごころを竜に →まごころを君に
アメリカ合衆国・1968年の映画。原作はダニエル・キイス著「アルジャーノンに花束を」
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ジャパニーズ・オタクはおそらくエヴァンゲリオン劇場版「Air.pngまごころを、君に」を先に思い浮かべると思いますが多分↑が元ネタだと思います。
老ドラゴンの惑星 →老ヴォールの惑星
小川一水作・2005年の小説。
作者はTwitterで元ネタがSF作品からとられている事に言及したSF作家様その人。
竜星夜想曲 →火星夜想曲
イアン・マクドナルド作・1997年の小説。
渚にて →渚にて
ネヴィル・シュート作・1957年の小説。
第三次世界大戦で使用された核兵器の影響で終わりゆく世界を描いた作品。
ちなみに作者はみんな大好きパンジャンドラムの開発に参加しており名付け親でもある。ぱんころ~
クロックワーク・ヘルメット →クロックワーク・ロケット
グレッグ・イーガン作・2011年の小説。
宇宙人ゴーホーム →火星人ゴーホーム
フレドリック・ブラウン作・1955年の小説。H・G・ウェルズ『宇宙戦争』のパロディかつブラックユーモアSF。
異星の客 →異星の客
R.A.ハインライン作・1961年の小説。
Wikipediaには「ブライアン・アッシュの『SF百科事典』によれば、「SF界で最も有名な、というよりおそらくは最も悪名高い作品の一つに急速にのし上がってしまった長編」」とある。
エレクトリックドリーム →エレクトリック・ドリーム
アメリカ合衆国・イギリス、1984年の映画。
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メランコリーの妙薬 →メランコリイの妙薬
レイ・ブラッドベリ作・1959年の短編小説。または短編集のタイトル。
最後の竜の惑星 →最後の猿の惑星
アメリカ合衆国・1973年の映画。「猿の惑星」シリーズ(全5作)の最終作。
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というかシリーズ作品だと言うことを私は知りませんでした。
在庫0大作戦 →緯度0大作戦
日本とアメリカ合衆国の合作・1969年の映画。円谷英二による特撮映画でもある。
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類人海豹捜索隊 →類人猿捜索隊
アメリカ合衆国・1970年の映画。
実りの海 →祈りの海
グレッグ・イーガン作・2000年の小説。
魚たちの海 →獣たちの海
上田早夕里作・2022年の小説。オーシャンクロニクルシリーズの一作。
海面上昇が起きた未来の地球が舞台。
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